だけど 歩いているときは好きです。
頭のなかがぐるんぐるん、関係ないことがバチバチっと
たまに火花をあげて結びつくような時間です。
それは、電車のなかとお風呂のなか、眠りに入る前も多いですが、
歩いているときがNo.1のような気がします。
なぜなんでしょうか。いざ脳を集中させようと意気込むほど、思い通りに頭のなかのネットワークは活性化してくれません。
たんに単純作業をすればいいってもんでもないような気がします。
料理とか編み物とか写経とか、それだと心地いいけれど、ぐるんぐるん感はないです。むしろ思考をどこかに追いやって休止モードにしているようです。
きっと脳科学などでは理屈があって、分かっていることがあるんだと思います。
歩きながら、メモ。 歩きながら、メモ。
流れ過ぎていく視界の風景のように、どこかで捕まえないと、とりとめもなく頭を通り過ぎていってしまいます。けれど、単語が断片的に現れ、イメージの端切れがよぎり、いつかの記憶が登場し、空想が交差して、、、メモにするのも難しい言葉によらない形。
「言葉」によらないその感覚を感じるのが、もしかすると楽しいのかもしれないです。
魚が水を泳ぐように
鳥が空を飛ぶように
私はその辺をぶらぶら歩く
きっとそれが基本のかたち
ここはどこ どこはここそこはどこ そこもここHEY HEY行き先は いつもここ
WALKINGOF THE WALKINGBY THE WALKINGFOR THE WALKING
TOMOVSKY 「散歩のための散歩」
今日は歩いてかえろう。
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